84歳の母にも焼けるパン?

hitomih2006-05-22

 昨年父が、亡くなって、一人暮らしになった、母。私が、送るパンをいつも楽しみにしてくれている。先日、「私でも焼けるかしら」と言い出したので、次回帰った時に、教えることにした。初めてなので、なるべく簡単に失敗なく焼けるパンがいいだろうと、試しに焼いてみた。
ドライイーストは、もちろん、砂糖、塩、マーガリンを初めから粉に加えて、混ぜ、卵、水を加え捏ねた。

材料

強力粉 300g/砂糖 20g/塩 4g/ドライイースト 6g/マーガリン 15g

卵 30g(残りは、照りを付ける用にとっておく)/水 165g

手順
1. 材料Aを大きめのボールに入れ、混ぜる。マーガリンは、細かく切る様にして粉に入っていくようにする。
2. 均等になったら、箸で混ぜた材料Bをボールに加えて、手で揉む様にしながら、一塊にする。
3. ボールから出して、捏ねる。固ければ、水、柔らかければ粉を加えて、滑らかになるまで捏ねる。
4. 捏ねた生地をオーブンの発酵機能を使って、35分ほど発酵させる。
5. 発酵が、終わった生地を取り出し。帆布の上で、5つに分割し、ガス抜きしながら丸め、底を閉じる。帆布の上にそれぞれが、くっつかない様に余裕を取ってならべ、帆布を折り畳んで生地を覆い、上にぬれ布巾を置き、それを大きめのビニール袋で覆い、20分間寝かせておく。
6. 生地を丸め直し、マーガリンを縫ったケーキ用の丸型に並べる。真ん中に一つ置き、後の4つを対角線上に置く。
7. 丸型に、上を余裕を持たせて、シャワーキャップ(透明のが、膨らみ具合が分るのでよい。)をかぶせる。オーブンの発酵機能を使って、20分から25分発酵させる。
8. 型を取り出し、オーブンを180度から190度に予熱する。
9. 余熱の間に、生地に、取っておいた卵を刷毛で塗る。
10. 余熱が、完了したら、型を入れて、15分くらい焼く。狐色に焼き色がついたら、焼き上がり。
11. 焼き上がったら、型ごと下に落として、衝撃を与えた後、 編み皿に取り出し、粗熱を取り、十分冷めたら、ビニール袋に保管する。

 フー!書いていて、疲れた。実際に焼くより、説明する方が、疲れる。

 こうして、焼き上がったのが、写真の右のパン。左の丸いのは、冷凍庫に残っていた黒豆の煮たのを具にした、あんぱん風の菓子パンです。